2012年5月30日水曜日

旧聞

先月のことで恐縮ですが、KTMとハスクに試乗しました。
しかし、どこにも記録していなかったので「覚書き」としてここに記しておきます。
試乗したお店はオープンエリア
ここは愛知唯一のKTMディーラー。
そしてハスクのディーラーでもあります。


本当は先日国内販売が開始されたKTM DUKE690の試乗に来たのですが、 残念ながら試乗は出来ないとのこと。
それならと言うことでそっくりのDuke125に乗せて貰いました。


ナンバーは既に取得していたものの、試乗車用の保険にまだ加入できていないそう。
それがKTM JAPANとの契約なのか保険屋さんとの契約なのかは判りません。 
とにかくNew Duke690には乗れないとのこと・・・ 

まずは跨る前に車体をじっくりと視姦します。
どれだけ見ても125ccとは思えない作り込み。
安っぽさが何処にもありません。
勿論コストダウンのためにパーツのグレードは多少下がっていますが、そこは125ccですもの、仕方がないです。
じっくり見ても、やはり449,400円と言う価格設定は非常にリーズナブルだと思います。
これもインド生産のお陰でしょう。

それはともかく、さっそく試乗です。

125ccとは思えないトルク感。
もちろん市街地でも回し切ること可能。120km/h以上出ることも確認できました。 
流石にあっという間に頭打ちでシフトアップしないとダメですが、15psしかないんだから仕方がありません。

問題は、発進時こそしなかったものの、20km/hを過ぎたあたりから“ホェ~ホェ~”と過去にオートバイに乗っていて聞いたことの無いような不可思議な音が足元からすること。
最初は車体の何かが共振しているのかとも思いましたが、どうやら振動によるものではない様子。どんなに耳を澄ましてみても、その音源と発生原因は特定できず、お店に戻りました。

あまりにも不可思議な音なので、直ぐにお店の方に確認したところ、エンジン下にあるマフラー周辺で巻き込む風切音ではないかとのことでした。
マフラーを交換すれば大丈夫なんですけど…と言われましたが、、、、

こんな音を出してOKとなるKTMの品質管理の大雑把さが何とも言えません。
ボクがQC担当なら大暴れします!
もしかするとマフラーを交換させるためのKTMの狡猾な罠なのかもしれませんが(笑)

これも乗ってみます?と言われたのですぐさま試乗。 
ハスクバーナのTE125です。
SMの草レースに出るためにホイール交換などの改造を施してあるそうです。 

それにしても動力性能が凄い。
先のKTMにも感心しましたが、こちらの方が一枚上手でした。 

でも、幾つも問題が。

例えばメーターがワイヤーで隠れてて全く見えないとか、
見えても小さすぎて数字が確認できないとか、
※左の少し大きめの数字がスピード、右の小さな4桁は回転数です。

色々問題はありますが、ハスクから見れば枝葉末節なことなのでしょう。
日本人には考えられない所業ではありますが(笑)

さて、先に乗ったKTMよりエンジンの力量感はずっとありました。 
そして、488,000円とDuke125とほぼ同じ価格です。 かなり欲しくなりました。 
2台のうちいづれかをと言うことなら、ハスクTE125を購入します。
(もちろん買わないですけどね)

試乗を終えて、一度店に戻ると「ハスクの250TEにも乗らない?」と言われましたが、シートが950mmと尋常でなく高すぎること、オイル交換やメンテペースが1,000km毎ってのは耐えられないので万が一欲しくなったら困るので試乗は辞退しました。

今はGT1000なんて大型バイクに乗っていますが、高速を全く使用しないボクには大排気量など左程意味がなく、むしろ回せないストレスの方が体に良くないかもなんて思ったりしています。
大都市だと低回転トルクの豊かな大排気量はそれなりにメリットはありますが、山坂道を走るときはアクセル開度が限られるのでかえってストレスが溜まってしまいます。
※もちろんライダーの技量によりますが!



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